宮古島の歴史や文化も学べる
「宮古島市熱帯植物園」
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宮古島の歴史や文化も学べる
「宮古島市熱帯植物園」
宮古島市熱帯植物園は、
宮古島の亜熱帯の気候をいかした熱帯植物園で、
その敷地は大変広く約12万平方メートル
(東京ドーム約2.5個分)もあり、
沖縄県内で最大の人工の熱帯植物園です。
宮古島市熱帯植物園には、
宮古島や沖縄はもちろん
本土の植物の他にも台湾、東南アジア、ハワイなど
海外の樹木もあり、
その種類はなんと1,600種以上!!
一年を通してカラフルな花が咲き乱れています。
デイゴ、ガジュマル、トックリキワタ、
ハイビスカス、ブーケンビリアなど
南国気分を盛り上げてくれる植物達で溢れています。
また年中無休かつ入園無料で
駐車場も完備されているということもあり、
古くから多くの人々に親しまれ、
愛されている植物園です。
宮古島市熱帯植物園の魅力
宮古島の豊かな自然と歴史を学べる場所
・宮古島市熱帯植物園の概要
敷地は12万平方メートルと広大で、
様々な植物を眺めながら園内を散策し、
楽しむことができます。
「植物を楽しむ」ことは
どの植物園も同じことですが、
宮古島市熱帯植物園は
宮古島の亜熱帯の気候をいかした
「屋外型」の植物園なので、
色とりどり様々な花や樹木に集まる蝶や
小動物を観察することができるのも
この植物園の魅力のひとつです。
園内を散策するには
4種類のウォーキングコースを参考にすると良いでしょう
「園内の巡り方」や「目的」
によってコースを選ぶことができるので、
ウォーキングをしながら家族と語らったり
途中で記念写真撮影をしたりと、
思い思いの過ごし方ができます。
・ウォーキングコース
入口付近から軽く散策する
小さなお子様連れでもチャレンジできる
「ラブリーコース(1km)」
植物園の奥深くまでじっくりとウォーキングしながら観察できる
「ひょうたん池コース(3km)
」「ドラゴンコース(4km)」
ウォーキングしながら宮古島の文化や
風土も学べる「宮古島市総合博物館」まで
つながる「ミュージアムコース(1km)」
ウォーキングコースにある
展望台から眺める風景は、
まさにジャングルそのものです。
宮古島といえば、
数々の美しいビーチも魅力的ですが、
宮古島市熱帯植物園には
ビーチには無い魅力があります。
また、園内には約400mのデイゴ並木があり、
春先(2月~3月頃)の花が咲く頃、
この並木道には真っ赤なデイゴの
花のトンネルが現れます。
・花の王国
2011年には、宮古島市が計画した
「宮古花の王国」づくりの
柱となる市熱帯植物園のリニューアル事業の一環として、
世界的に有名なガーデナー・石原和幸氏が
プロデュースした「花の王国」が完成しました。
園内に天然水が流れる水辺を創り出し、
周辺には熱帯植物や花木などを植栽してあります。
数十種類の花は春ごろに見頃を迎えます。
ポンプで天然水を汲み上げ
高台から段差のある池を通って
水が流れる仕組みで、流れを創り出すことによって
「さらさら」と聞こえる
水のせせらぎが心を癒やしてくれます。
大小の池の周辺には、
ブーゲンビレアやハイビスカスなどの花木を植え、
せせらぎを聞きながら
庭園が眺められるよう設計されています。
年間を通して四季折々の花が咲く空間を楽しむことができます。
・注意事項
年中無休・入場料も無料で、
自由に楽しめる宮古島市熱帯植物園ですが、
もちろん注意事項があります。
園内や施設を汚すこと、破壊、ごみのポイ捨て等、
動植物や土石などに対する採取および捕獲行動、
貼紙などをはじめそのほか広告物の表示・提示等、
他の利用者への迷惑行為等、
園内でのたき火等、
園内への車両の乗り入れ等
(駐車場は入り口付近に無料であります。)
宮古島市熱帯植物園を訪れる際は、
これらの注意事項を守り、
自然豊かな植物園内の環境に配慮した行動を心がけ
楽しい時間を過ごしましょう。
・宮古島市体験工芸村
宮古島市熱帯植物園内には、
宮古島の歴史や風土・食文化を学びながら体験ができる
「宮古島市体験工芸村」があります。
体験工芸村では、
オリジナル島ぞうり作り体験、
陶芸・シーサー作り体験、
貝がら細工体験、
料理(サータアンダギー作り)体験、
織物・藍染体験、
チガヤ工芸体験、
万華鏡・ジェルキャンドル作り体験、
アート工房等八つの工房があります。
各工房で大人からお子様まで楽しめる
様々な体験メニューが用意されています。
・海軍第313設営隊地下壕群
宮古島には
戦時中の陣地や豪などが数多く残っています。
太平洋戦争時、宮古島には、
海軍飛行場
(現在の宮古空港滑走路の原型ともなった飛行場)、
陸軍中飛行場、
陸軍西飛行場という
3つの飛行場が建設されていたそうです。
3つもの飛行場が建設された理由としては、
宮古島は
「島全体が平坦で起伏に乏しく、航空基地としては最適であると判断」され
「南方との中継地」として建設されたそうです。
3つの飛行場の内、
海軍飛行場に関連する戦争遺跡として遺るのが
「海軍第313設営隊地下壕群」です。
宮古島市熱帯植物園の北側の丘陵から
東西方向にある宮古青少年の家にかけての丘陵には、
34カ所の壕口が広範囲にわたって造られています。
これらの地下壕群は、軍事作戦に必要な
「海軍第313設営隊」の本拠地に
関連する陣地を構築したもので、
総延長が500m以上にも及ぶものもあり、
宮古島でも最長の壕として
現在も確認することができます。
宮古島の自然や風土、
食文化や伝統工芸、そして歴史や文化など
更に一歩踏み込んだ楽しみ方ができるのも、
この宮古島市熱帯植物園の大きな魅力です。
沢山の樹木・花、蝶や鳥などの
小動物を観察すすることができるだけではなく、
沖縄県最大の人工熱帯植物園というだけあって、
とても広大で自然の溢れる場所です。
宮古島観光でゆったりと
いつもとは違う時間を過ごしたいという方は、
ぜひ宮古島市熱帯植物園に
立ち寄ってみてください。
宮古島市熱帯植物園
宮古島の豊かな自然と歴史を学べる場所
宮古島市熱帯植物園基本情報
営業時間:8:30~18:00
定休日:年中無休
料金:無料
駐車場:入口付近に有り
連絡先:0980-73-2690
所在地:〒906-0011
沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166−286